外国人から多い質問 〜料飲〜

Destination Wedding in Japan

特別メニューの依頼が多いということは既にご承知のことと思います。
ベジタリアン・ビーガンはもちろん、ペスカタリアンも多くはないですがいらっしゃいます。
アレルギーや食事制限としての特別メニューもほぼ100%依頼を受けます。ナッツアレルギーや甲殻類アレルギー、卵や乳製品アレルギーは頻繁に見られます。これは日本人でも同様なので問題はないと思いますが、セリアック(グルテンフリー)もかなりの確率で依頼があります。日本人でも小麦アレルギーは増加傾向にありますが、欧米人の場合のゲストは、日本人の場合と比べてその割合が高いでしょう。
その他、生魚がダメ、などのアレルギーなのか嫌いなだけなのか分からないリクエストも入ります。あとは宗教上の理由から、豚肉がダメ、牛肉がダメ、甲殻類がダメ、など。


シェフ、調理場はもちろん、サービススタッフの方も万が一間違えてしまってはと、緊張されますよね。宴もたけなわになって、席など移動されてしまったら、それこそ困ってしまう。たとえ席が変わっても元々のサービス予定場所に料理を運んでいただくしかありません。一手間も二手間もかかるので、慣れていても面倒だと思います。ただ、日本人でも同様の傾向が増えているため、これは外国人に限ったことではなく、求められていくサービスと言わざるを得ません。

大型の婚礼になると、新郎新婦が全員のアレルギーを申告してこないという例もあります。これは新郎新婦が忘れたというよりは、ゲストが新郎新婦に伝え忘れたというケースもあるため注意が必要です。プランナーは何度も何度もアレルギーチェックを行ないますが、申告されてこないケースにはどうにも対応できません。現場での対応となるため、ゲストから急に「私、乳製品アレルギー」と急に言われた場合でも、調理場・サービスの皆様、どうかご理解のほど、よろしくお願いします。ただ、そうならないように、アレルギーチェックはしつこいほど行ないます。



アルコールに関しては、種類はもちろんのこと、リキュールやカクテルも詳細の説明を求められます。銘柄のリクエストも非常に多いです。たとえば、日本のウィスキーで特別な銘柄をリクエストされた場合、昨今の事情から手に入らないものもあるため、代案の銘柄でも指定されることがあります。ビールに関しては比較的どの銘柄でもOKと言われる確率が高いです。
ドリンクに関しては一般的に非常に細かく質問される・リクエストを受ける、ということが多いので、ご了承ください。

お料理は、日本全体のレベルが高いため多くの方にご満足いただけます。日本の食事は本当に大人気で、全員が楽しみにしている場面のため、ややこしいことを言ってくる、と思われることもあるかと思います。可能な範囲でご対応のほど、お願いいたします!

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ウェディング業界をずっと元気に。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

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