外国人が日本での結婚式に求めるもの・こと

Destination Wedding in Japan

こんにちは。グランクオーレです。

題名に対する答えの幅が広すぎるため、まずは大枠から・・
外国人が日本で結婚式をしたいと思った時に求めること。それはご想像通り「日本の美しさ、日本らしさ」にあります。そんな曖昧な表現では分かりづらいので、いくつか挙げると、

・自然(山・水・桜・紅葉など)
・食事(完全な和食を求められる場合と、和洋折衷を求められる場合あり)
・サービス(質の高さは有名)

既にご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、求めている「ベース」は上記でも、「成約」になるまで、長い道のりがあります。カップルのご希望が最初からとても明確な場合は比較的早く決まりますが、多くの場合は「なんとなくのイメージ」からの問合せですので、最初の希望と異なる条件であったとしても、提案次第で覆すことも可能です。

たとえば、自然の中に無い、都市部の場所は人気がないのかと言えば、そうではありません。空港や主要駅からのアクセスの良さを重視するカップルも大勢いらっしゃいます。アクセスがあまり良くない地域でも、遠い国から来ているので、国内の移動など大した問題ではなく、送迎サービスなどの手配で解決します。


食事は、ご承知のように世界的な日本食ブームにより、和の素材を利用したり、盛り付けをしたり、という「日本らしさ」が求められることはよくありますが、洋食のみのご提供で問題が起こったことはありません。これはお国によっても異なります。食事に関してはリクエストが多いため、別途記載します。


付帯設備として、KaraokeやOnsenは、ワードとしてもすでに市民権を得ておりますので、外す手はありません。Sakura, Momoji, Ryokanなども日本を目指している外国人には概ね通じます。

「自然」を第一に挙げていらっしゃるカップルは、屋外での婚礼を希望される方も非常に多いですが、屋外にスペースをお持ちでない会場様は、窓からの景色が素晴らしい、内装が特徴的で美しい、バックアッププランが不要、という利点があるため、これらを前面に出すことが得策です。ある箱の中で、どれだけご希望に沿った内容を提供できるか、というのは洋の東西を問わず同じですので、これに関しては外国人だから、とお考えになる必要はございません。

要するに、日本が大好きな方(=明確なイメージを抱いていらっしゃる)から日本に行ったことはないけれど憧れている(=漠然としたイメージ)、という方まで、個々への対応は分かれますが、「和のテイスト」をところどころに散りばめるというのは、共通しています。純和風を求められている方は最初からそこを目指しますし、なんとなくの方は和のテイストを求めます。今あるハードやソフトを外国人受けするように変える必要はなく、あるものをどうアピールしていくか、ここはすでに皆様がこれまでされてきている分野ですので、あとはそこに、外国人目線も加えるということだけです。

弊社のお客様の中には、日本と他国で迷っている(迷っていた)というカップルもよくいらっしゃるため、まずは「日本」を選んでいただくことに注力しつつ、選んでいただいた限りは関連各社様との強力な連携にて、新郎新婦およびご参列者全員にお喜びいただけるよう尽くすのみです。実際にご参列者やご家族から、次の結婚式の依頼をされることも珍しくありませんので、「リピーター」はなきにしもあらずといったところです。

ウェディング業界をずっと元気に。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。


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