なぜ外国人が日本で結婚式を挙げるのか

Destination Wedding in Japan

こんにちは。グランクオーレです。
弊社が会場様やウェディング関連のサービス関連各社様、個人事業主様へ外国人の婚礼についてご協力を依頼するとき、頻繁に受ける質問は以下の3点です。

1)外国人が、「日本」で結婚式をするんですか?なぜですか?
2)和装ですか?
3)日本に住んでいる人ですか?

弊社の答え:

1)日本人が海外挙式をする反対のパターンです。外国人が海外挙式をするのです。
2)和装をご希望の方もいますが、8割は洋装です(*弊社のケース)。
3)海外にお住まいの、外国人です。

訪日外国人がコロナ禍以降回復し、昨年一年間で2500万人を突破。政府の掲げる「2030年までに6000万人」という数値目標も達成可能かもしれません。
人数はさておき、政府の目標案である「2025年までに一人当たりの消費額を20万円」も、円安の影響も手伝って、近づくか超える可能性も出てきました。
そして婚礼は、この消費額に大いに貢献し得る業界です。

外国人の海外挙式と日本人の海外挙式は根本的に少し異なるということを、まずはお伝えいたします。
日本人の海外挙式は、例外もありますが概ね少人数です。一番人気のハワイはご参列者の人数が多いこともよくありますが、それでも日本で行う日本人の結婚式に比べ、小規模です。
対して、外国人は二人きり(新郎新婦のみ)という場合や、10名以下の少人数の場合もありますが、自国で披露宴をする場合と同じくらいの人数を招待します。招待はしますが、当然来日できない方も多くいらっしゃるので、当初の予定よりは確実に減るものの、人数は多い、とお考えいただければと思います。

特にホテル様のメリットは、カップルが日本中のどの場所を選ばれたとしても、「宿泊」が必ず人数分必要になる、ということです。全員が海外から来ますので、グループレートの問合せも入ります。
そしてさらなるメリットは、これは業界全体に当てはまりますが、
・週末に限らないこと
・お日柄が問題にならないこと
です。

インバウンドの波に乗り、婚礼業界にも外国人カップル急増

これは残念ながらYESとは言えません。問合せの数は確かに増えるでしょう、既に肌でそれを感じられている会場様やプランナー様もたくさんいらっしゃると思います。急増しない(=緩やかな増)理由はいくつもありますが、それらの理由を今後もこの場でテーマごとに発信して参ります。

ウェディング業界をずっと元気に。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

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