結婚式当日の介添さんは花嫁の心強い支え。日本の介添さんの気配り・立ち居振る舞いは新婦をお姫様気分にさせてくれるだけでなく、新郎への細やかな気遣いもあり、結婚式の満足度を左右する大事な役割です。日本の介添えサービスは間違いなく世界一でしょう。
そもそも「介添え」という枠組みでサービススタッフが提供されない国・地域がほとんどで、その概念の説明を施す必要もあります。会場によっては、介添えサービスは料金に含まれ、よって省くのは不可、としているところもあります。
近年日本でも、ブライズメイドやグルームズマンを取り入れるカップルが増えました。
ご承知のように、外国人の婚礼ではブライダルパーティが当日の新郎新婦・ご家族・ご参列者を助けます。新婦とブライズメイド(メイドオブオナー)、新郎とグルームズマン(ベストマン)は事前にその擦り合わせを行なっているのと、特にメイドオブオナーは当日、新婦の手となり足となり動くので新郎新婦の強い味方。事前に皆で同じ色のドレスを着て参列するだけではないのです。
介添えさんの代わりにブライズメイドが新婦のお世話をすることも多く、キーパーソンになります。とはいえ、彼女たちも「参列者」であることと、多くは「初めての任務」のため、プロの介添えさんのようにはいきません。外国人の婚礼で介添えサービスが含まれる場合は、介添えさんはブライズメイドたちの目が行き届かないところの、こぼれ落ちたものを拾ってあげるくらいで事足りることがほとんどです。
ドレスの整えやお手洗い、持ち物の管理など、ブライズメイドが率先して行なってくれるので、そこはいい塩梅で必要な時のみサポートしてくだされば十分です。新婦とブライズメイド(メイドオブオーナー)は事前にその擦り合わせを行なっているのと、特にメイドオブオナーは当日は新婦の手となり足となり動くので、温かく見守っていただければと思います。
とはいえ、日本の素晴らしい介添えサービスを外国人にも是非、知っていただきたい。その都度、ここだけお願いします、あの部分をお願いします、と当日プランナーと連携を取って、そのサービスの質を外国の方に見せていただけたら、日本のサービスは本当に素晴らしいと改めて感じていただくことができるはずです。
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